夢の種類

ふだん私やあなたが何気なく見て忘れてしまったり、あるいはのちのちまで忘れられなかったりする夢、実はいくつかの種類に分けることができます。
自分が見たのはどんな種類の夢だったのかを知ることは、夢占いをするときに理解を深める助けになります。
ここでは、そんな「夢の種類」について代表的なものを紹介します。

願望夢

文字通り、あなたが「こうしたい」と願っていることが、そのまま夢の中に反映されます。
たとえば「ある人に恋愛をしているけれどなかなか振り向いてもらえない」というとき、その人とめでたく結ばれる夢を見たりします。
ただしこの願望夢は2通りの解釈ができるものです。
ストレートに「好き!」という強い願望のあらわれと見ることもできますが、恋を諦めかけているときに願望夢を見てしまうことがあるようです。なかなか振り向いてもらえないのでもう諦めようと思っている……でも心の底では、潜在意識のレベルで「まだあきらめたくない!こうなりたい!」という感情があるとき、願望夢を見てしまうのです。

不安夢

願望夢は、「こうしたい」「本当はこうなりたい!」という思いがあらわれる夢、いわば物事にチャレンジしようとする気持ち、人生をより良くしようとするポジティブな感情が夢にあらわれるものですが、逆に潜在意識が不安を訴え、それが夢にあらわれることもあります。
特に「怖い目に遭う夢」は、不安夢にカテゴライズされると考えられます。
たとえば「知らない犬に追いかけられた」という夢があるとき、犬は「不安なこと」を象徴しています。
また、夢占いでは「犬=親しい間柄の人」を意味するので、この場合は「親しい関係にある人が何かを企んでいるようで不安だ」といった潜在意識の感情を表している不安夢だといえるでしょう。

過去夢

人は時として、子どもの頃の夢、それもうんと幼かった頃の夢を見ることがあります。
赤ちゃんの頃に見た風景、優しそうな若い両親の顔、耳になじむ「ガラガラ」の音……。
このような夢、一見すると穏やかな感じがするかもしれませんが、実は「人生最大の岐路」のような重大な局面に立っているときに見る夢だとされています。
夢は、潜在意識のあらわれであると同時に、脳が「記憶の整理」を行う現象でもあるといわれています。
ふだんは覚えていないような昔の情景を夢に見るのは、脳が人生すべての記憶を掘り起こして整理し、「人生最大の岐路」を乗り切るための良い方法はないか、記憶の中から探ろうとしていることのあらわれなのです。