夢を見る方法

夢占いをするには、とにもかくにも、まずは「夢を見る」ということが必要不可欠。タロット占いにおけるタロットカードと同じく、「夢」は夢占いに欠かせない材料だからです。
夢占いをするための準備の第一段階は、夢を見ること。その方法を、探ってみましょう。

……と、こう書くと「ふだん夢を見ない人が夢を見るための方法」という意味かと思う人がいると思いますが、そうではありません。というのも、「ふだん夢を見ない」ということはそもそもあり得ないからです。

人は夢を必ず見ている

最近の研究で、人はひとたび眠れば必ず夢を見るということが明らかになっています。
昔は「夢を見る眠りもあれば、そうでない眠りもある」と考えられてきましたが、最近では「朝、記憶に残っていないだけで必ず見ている」と考えられるようになっています。
というわけで、より正確にいえば、夢占いをするための準備の第一段階は「夢を覚えておくこと」なのです。

人は見た夢を忘れてしまう

人が見た夢の記憶を忘れてしまうのは、朝、目が覚めたときにすぐに現実の世界に入ってしまうからです。
夢と、目覚めたときの現実の世界は環境が大きく違います。
たとえば遊園地で遊ぶ夢を見て、目が覚めたら部屋のベッドの中にいます。誰かと一緒に遊ぶ夢を見て、目が覚めるとひとりです。
そして、遊園地の印象と部屋の印象、どちらが強いかといえば、やはり現実感100%の部屋の印象のほうが強いのです。
「部屋にひとりでいる」という認識をして、ベッドから起き上がって顔を洗いに行く。
その動作の中で、ただでさえ「現実感」が薄い夢の記憶は、現実の印象に押されてすーっと消えてしまいます。こうして、人は見た夢を忘れてしまうのです。

夢の記憶を押さえることはできる

そこで、覚醒したときにすぐ目をあけて部屋やベッド、ひとりでいることを認識するのではなく、できるだけ眠っていたときの体勢を保ち、ゆっくり記憶をたぐり寄せてみましょう。有るか無きかの記憶のかけらが、きっとどこかにあると思います。夢で出会った人、場所……糸をほぐすように整理していくのです。
初めは失敗してしまうこともあると思いますが、何日か試みているうちにコツをつかみ、しっかり夢の記憶を押さえることができるようになるでしょう。